格安スマホとは?仕組み・メリット・注意点を初心者向けにわかりやすく解説
スマートフォンの月額料金をできるだけ安く抑えたいと考えたとき、多くの人が検討するのが「格安スマホ」です。最近ではテレビCMやインターネット広告でもよく見かけるようになり、利用者も年々増えています。
しかし、格安スマホという言葉はよく聞くものの、「大手キャリアと何が違うのか」「本当に安いのか」「通信品質は大丈夫なのか」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、格安スマホの基本的な仕組みや特徴、メリット・デメリットについて初心者にもわかりやすく解説します。これからスマホ料金を見直したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
格安スマホとは?
格安スマホとは、一般的に「大手キャリアよりも安い料金で利用できるスマートフォン」のことを指します。
多くの場合、格安スマホは「格安SIM」と呼ばれる通信サービスとセットで提供されます。
日本のスマートフォン通信は、主に以下の3つの大手キャリアが通信インフラを保有しています。
-
NTTドコモ
-
au(KDDI)
-
ソフトバンク
格安SIM事業者(MVNOと呼ばれる会社)は、これら大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供しています。回線設備を自社で保有する必要がないため、その分コストを抑えられ、利用者は比較的安い料金でスマートフォンを利用できる仕組みになっています。
つまり、格安スマホは「通信品質が全く違う別の回線」というわけではなく、大手キャリアの回線を利用しているサービスです。
格安SIMと格安スマホの違い
格安スマホを理解するうえで、「格安SIM」との違いを知っておくことも大切です。
格安SIM
通信サービスそのものを指します。
スマートフォンに挿入するSIMカードで、通信や通話を利用できます。
格安スマホ
格安SIMとセットで販売されているスマートフォン端末を指す場合が多いです。
つまり、
格安SIM=通信サービス
格安スマホ=端末+通信サービス
という関係になります。
最近では、すでに持っているスマートフォンをそのまま使い、SIMカードだけ格安SIMに変更する人も増えています。
格安スマホのメリット
格安スマホが多くの人に選ばれている理由には、いくつかのメリットがあります。
月額料金を安くできる
最大のメリットは、スマートフォン料金を安く抑えられる点です。
大手キャリアの場合、スマートフォンの月額料金は7,000円〜10,000円程度になることも珍しくありません。一方、格安SIMではデータ容量やプランによって異なりますが、月額1,000円〜3,000円程度で利用できるプランも多くあります。
スマートフォン料金を見直すだけで、年間数万円の通信費を節約できるケースもあります。
料金プランがシンプル
格安SIMの多くは、料金プランが比較的シンプルです。
例えば、
-
3GB
-
10GB
-
20GB
といったように、データ容量ごとに料金が決まっている場合が多く、自分の使い方に合わせて選びやすいのが特徴です。
大手キャリアのように複雑な割引条件が少ないため、毎月の料金を把握しやすい点もメリットといえるでしょう。
契約期間の縛りが少ない
以前はスマートフォン契約に「2年契約」などの縛りがあることが一般的でした。しかし現在は、格安SIMを中心に契約期間の縛りがないプランも増えています。
そのため、もし自分に合わないと感じた場合でも、比較的柔軟に別のサービスへ乗り換えやすい点も特徴です。
格安スマホのデメリット
格安スマホにはメリットだけでなく、いくつか注意しておきたいポイントもあります。
通信速度が時間帯によって遅くなることがある
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、利用者が集中する時間帯に通信速度が低下することがあります。
特に次の時間帯は通信が混雑しやすいと言われています。
-
昼休み(12時前後)
-
夕方〜夜(18時〜22時頃)
ただし、サービスによって通信品質には差があるため、事前に口コミや評判を確認しておくことも重要です。
店舗サポートが少ない
大手キャリアは全国にショップがありますが、格安SIMの場合は店舗が少ない場合があります。
そのため、申し込みや設定などをオンラインで行うケースが多くなります。スマートフォンの操作に慣れていない場合は、事前にサポート体制を確認しておくと安心です。
キャリアメールが使えない場合がある
格安SIMでは、
-
@docomo.ne.jp
-
@ezweb.ne.jp
-
@softbank.ne.jp
といったキャリアメールが利用できない場合があります。
最近ではGmailなどのフリーメールを利用する人も増えているため、大きな問題にならないケースも多いですが、必要な方は注意しておきましょう。
格安スマホはこんな人におすすめ
格安スマホは、次のような方に特に向いています。
-
スマートフォン料金をできるだけ安くしたい
-
データ通信量がそこまで多くない
-
オンライン手続きに抵抗がない
-
シンプルな料金プランを希望している
一方で、通信速度や店舗サポートを重視する場合は、大手キャリアのプランの方が向いている場合もあります。
まとめ
格安スマホは、大手キャリアと比べてスマートフォン料金を安く抑えられるサービスとして、多くの人に利用されています。通信回線自体は大手キャリアの回線を利用しているため、基本的なスマートフォンの使い方に大きな違いはありません。
ただし、通信速度やサポート体制などには違いがあるため、自分の使い方に合ったサービスを選ぶことが大切です。
スマートフォン料金は毎月かかる固定費の一つです。現在の料金が高いと感じている方は、格安スマホへの乗り換えを検討してみることで、通信費を見直すきっかけになるかもしれません。

コメント